センター倫理の勉強法!おすすめ参考書・問題集

倫理

文系受験生にとって避けられない倫理

倫理は多くの文系受験生が第二解答科目として選択をしています。
公民科目というのは歴史科目よりは暗記する内容が少なく高得点が取りやすいと思われがちです。

しかし、近年の倫理は決して簡単に高得点が取れる構造となっていません。
かなり厄介な科目となっており、知識を覚えるだけでは太刀打ちができないのです。
センター倫理では知識の暗記だけでなく問題文を読み解く力も要求をされてしまいます。

センター試験ではできるだけ効率的に試験対策をして倫理で得点を取りたいと思うものです。
そこでここでは上手に対策をするためのコツを紹介していきます。

倫理の出題傾向

例年、センター倫理は出題傾向がある程度定まっています。
第1問が青年期・現代社会分野、第2問が源流思想、第3問が日本思想、第4問が西洋近代思想となっており、例年出題順もこの並びです。

形式としてはリード文があり、その文の下線に関連した内容について正誤を問う問題が中心です。
内容としては資料の内容の読解や統計資料の読み取り文章選択肢が3行以上ある問題といったものもあります。

センター倫理の特徴としてとにかく文章が多いというところがあります。
倫理の問題で得点が取れない人の多くはこの文章が正しく読めていない、頭に入っていないということが得点の取れない理由となっています。

倫理の試験でありながら、国語の試験に挑戦しているという気持ちで取り組むと格段に得点が取りやすくなります。
文章量が多いですが決して難しくないこと、正確に読み取ることができれば得点ができることを意識して取り組むことが重要です。

センター倫理の対策

センター倫理は暗記だけでは高得点が取れません。
読解力や論理的思考力を問う内容が多くなっているためです。

これは特別な対策が必要な内容ではありません。
知識を使いつつ、文章に書かれている内容に答えていけば十分に回答することができるので、反復練習でコツをつかむことが重要です。
過去問や対策問題集を繰り返し、慣れることが得点力アップにつながります。

勉強方法

倫理で習う内容はできれば早いうちに復習してインプットすることが重要です。
あまり倫理の勉強に時間が割けないからこそ定着率を図るために早いうちの復習が効果的になってきます。
可能であれば授業のあった日の夜に復習を、難しければ週末にまとめて復習をする時間が取れると効率的に勉強ができます。

センター試験では教科書から逸脱した範囲は出題されません。
そのため教科書に書かれている知識さえ身につけておけばしっかりと抑えられます。
学校の授業科目によっては独学で倫理に挑戦する人もいますが、教科書の重要事項を暗記すればよいので十分対応できます。

単語を覚えるだけでなく、思想や概念については資料集で確認すると覚えやすくなります。
覚えた知識を定着させるのにも活用させるのにも問題集は役立つので、問題集に取り組み覚えていなかったものは教科書や資料集に戻るという勉強を繰り返していくと得点力がアップします。

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